創作世界観から数えて7番目であり、外の世界の創造神と一人の少女が作った絵本の中に存在する世界。
・ブラベ=タイステリア大陸
その名の通り勇敢な戦士の集う軍大陸。国は北部に位置する城に住むメーリ・サイリヤ女王が率いるイクシ=ミエッカ王国のみ。その大半は南西部にある墓地や小さな街以外は軍基地である。
本来の王はアッセ・サイリヤだが、流浪癖が酷く長い間留守にするため妻が就任した。
【イクシ=ミエッカ王国】
弱肉強食な軍事国家。かつてモーデリオード大陸のスティリエット=ホルダ王国と長きに渡る戦争をしていたが敗けを認め、軍を退いた。
【ヤエラ=クワリ墓地】
タイステリア大陸南西部に位置する墓地。王に忠実な兵士が立てた墓で、死んでも国の為に戦えという意。その名前は死者に対して冒涜的であると国民から不満の声が絶たないため現在は「転生して帰ってきなさい」と訳が変わっている。
【サイリヤ家】
権力・戦闘力などあらゆる力を持った血筋。イクシ=ミエッカの中で王に選ばれた数が最も多い。
【ロッケウス家】
サイリヤ家に続く戦闘力を誇る一家。最後の戦争で子供が二人とも亡くなっているため、ここで血は途絶えている。
・モーデリオード大陸
2つの国がある大陸。両国の仲はとても良く、争いは滅多に起きない。
【スティリエット=ホルダ帝国】
その名は無音の大群。かつてはタイステリア大陸のイクシ=ミエッカ王国と戦争していた国。力で捩じ伏せるイクシ=ミエッカと違い、無音で忍び寄り相手の虚を突く戦法であったという。
現在は争いもなく平和だが、隣国のシューネルーヴン帝国ほど仲は良くない。
古くから子供は自身の駒として扱う風習があり、今もそれが実行されている場所もある。昔と違うところは、他国から子供を攫い、殺人鬼に育てることもあるところ。現在も行方不明の子供の多くは発見されておらず、生存しているかも謎である。
【王都】